轆轤場
現在、轆轤は2台あります。
1台は電動轆轤で均一な歪みのない作品や10kg以上の大物を挽く時に使用しております。
もう1台は田中佐次郎先生が韓国での制作の際に使用されていた物を2011年に頂戴した物です。
足で蹴って回転させる為、蹴轆轤(けろくろ)と呼ばれています。
電動の轆轤と比較すると自然の遠心力を利用しているので、自然な柔らかみのあるフォルムや
素朴な土の質感を活かす削り味を得る事が出来ます。
穴窯
2009年に築窯した穴窯です。
登り窯と違い、1部屋だけで焼成するタイプの窯です。
登り窯に比べると、手前の焚き口から奥の煙突に向けて、
炎が一直線に走る為に力強い作品に焼き上がります。
登り窯
2012年に築窯した5連房登り窯です。
全長13メートル、横幅は2.5メートルあり、部屋は全部で7部屋あります。
一番手前の部屋は窯全体を温める為の部屋で、人の胴体ほどある薪を
投げ入れる為に「胴木の間」と呼ばれます。